
みんなより貧乏、周りと比べてかっこよくない。劣等感はだれでも持ってますよね?

劣等感はみんな持っています。それをどう捉えてより良く生きていくためのヒントになる言葉です!
解釈: 「劣等性」「劣等感」「劣等コンプレックス」
・アドラーは、前述3つを明確に区分しています。「劣等性」は、例えば身体機能が機能的に劣っている事実です。「劣等感」は、”自分が劣っていると主観的に思うこと”です。「劣等コンプレックス」は、”劣等感を言い訳にして人生の課題から逃げること”です。何かを理由にして課題に向き合わない「劣等プレックス」が問題であり、「劣等感」は健全な感情です。
感想: この本で劣等感を区分する思想に初めて触れました。注意すべきは「劣等コンプレックス」です。言うまでもなく「劣等性」については個性であり他人がとやかく言うことではありません。「劣等感」は人が持つ自然な感情であり、劣等感に善悪はないのです。 当然私も劣等感があります。容姿であったり才能、学歴、資産。いくらでも挙げることができます。これは健全なこのなのです。 しかし、「劣等コンプレックス」は、例えば「親が貧乏なせいで暗い性格になった」「体が弱いから運動が苦手」等、他者や環境を言い訳にして課題から逃げ出し、努力することを回避しているのです。
ではどう考える?
→「劣等コンプレックス」は持たないことです。達成できない、届かない、叶わない、環境を理由にして課題から逃げていては良い人生は得られません。というか、そのような目標に向けた努力の途上がすでにいい人生(≒幸せ)なのではないでしょうか。精一杯努力しているとき、心が充実しているのではないでしょうか。
→確かに、大きな事故や病気、親しい人との別れなど、悲惨なことは起きるでしょう。その時は沈み込んでしまう時期も仕方がないと思います。しかし、どうかいつか回復して自分の人生を歩んでいって欲しいと思います。
● 「劣等感」は誰しもが持つ自然な感情、「劣等コンプレックス」はただの言い訳であり、持ってはいけない。
記事は以上です。ご来訪ありがとうございました。
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