
みんなの中で、悪いことをして目立とうとする人がいますよね。ちょっと困ってしまうことありませんか?

そんな人たちがどのような気持ちで、行動しているのかがすこしわかる言葉です。
解釈: アドラーは「勉強していい成績を収めることと、グレて非行に走ること。正反対な行動に見えるが、同じ目標を追いかけた生き方だ。」と言っています。
・なぜなら、親や周囲の注目を集めるという意味で同じだからです。
感想: この考え方に初めて気づきました。
人は正しい行動で認められないと、悪い行動で注目を集めようとする。
子供は特にそのような行動をとりがちになると思います。
職場でトラブルメーカーがいます。その方は自尊心が高く注目されないと自分が保てないのです。
仕事の出来で認められればいいのでしょうが、それが叶わないので悪い行動で注目を集めているのでしょう。
●ではどう考える?
→やはり、正しい行動で認められることです。
すこしでも前に進む、いい行動をとる。
悪いことで注目されてもそれは惨めです。それで満足する人生になるはずがありません。
→子育てでは、いい行動を認めてあげることが大事です
他の子と比較して良し悪しを判断しないこと。
その行動が良いものであれば素直に褒めること。結果的に悪かったとしてもそのプロセスを褒めること。
仕事の場でも同じだと思います。結果が未達成であったとしても、仕事のやり方が正しければ、そこにいい評価を与えます。
自分自身でも同様です。目標値を達成できなかったとしても、自分ができることを正しく誠実に取り組んだなら、それでOKです。当然、ビジネスなので叱責されるかもしれません。しかし、現在の自分の能力を正しく発揮したなら、自分自身を責めないでください。組織や管理の目線で考えたら、達成できないその人を選出したことに問題があるからです。それはあなたの課題ではありません。
(ただし自分自身でどうすれば達成できたのかを検証する必要はあります)
次の仕事に時間と頭を使いましょう。うじうじ悩んでいるのは自分にも職場にもいいことはありません。
再発防止策を講じることは必要ですが、それが済んだら次の業務を達成することに集中しましょう。
●「正の注目」と「悪の注目」 目的は同じである。
●「正の注目」を得ましょう。すこしでもいい行動をとりましょう。惨めな人生を歩まないために。
記事は以上です。ご来訪ありがとうございました。
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