
自分は人見知りだし、雑談ってなんだが苦手なんだよなぁ。って方におすすめです。

雑談の持つポテンシャルを知って、雑談に役立つテクニックを知ることができる一冊です!
●本書の簡単な紹介: タイトルどおり、雑談の効果的なテクニックや準備練習方法を記載しています。
ビジネスに限らず一般生活でも活用できるような情報が記載されています。
●本書のおすすめポイント: 特に営業職の方におすすめの内容になっています。
ケーススタディもあり、具体的なシチュエーションで書かれています。
ひと手間かけた準備を実施することで、雑談の力を活用しビジネスにも生活にも取り入れる方法が書かれています。
●本書を読んだ理由: 「〇〇円で人生を変える」プロジェクトの一環で、ブックオフで購入しました。
コロナ過で外出が減りました。それまで私は読書習慣がなかったので、まず「本を読む練習」を始めました。
せっかく読むなら役に立ちそうなものを。できれば人生を変える一冊を。そのときに購入した一冊です。
■「笑い話は記憶に残りにくいが、興味のある話は記憶に残りやすい」
→雑談で困るのは、まずは話すネタですよね。
テレビタレントのように「笑えるネタ」を連想するのですが、まずは「相手の役に立つネタ」を探してみましょう。 例えば、相手がゴルフ好きなら飛距離を伸ばすスイングのコツ、健康に興味がある方なら身体にいい新しい食品、スポーツ好きなら最近の試合結果、など。雑談力を上げるうえで会話の種を持っておく必要があります。
日常にネタのヒントは落ちています。アンテナを張って、ネタを逃さないようにしましょう。
■「相手に負担をかけないコミュニケーションを取る」
→「なぜですか?」という質問は愚問です。理由は相手に考える負担が掛かるからです。雑談はリラックスできる内容が良いです。雑談するのに疲れるなんて嫌ですよね。
また、「なぜ」という言葉自体にネガティブな印象があります。日本人特有かも知れませんが、避けたほうがいい言葉です。
■「人は出会って2秒で第一印象を決める」
→早いですね、どんなにいい人でも優秀な人でも、2秒で値踏みが完了してしまいます。つまり、清潔感、センスが良い、といった印象は2秒が勝負です。特にビジネスの場では成果に直結するのではないでしょうか。
■意見が違うときには、「うかつでした!」
→雑談中、相手から反論があったとき、困りますよね。そんなときは「うかつでした」を活用しましょう。仮に自分の方が正しい主張だったとしても、「それはうかつでした、仰るとおりですね」と話しをしましょう。
あなたが相手と話す目的はなんですか?論破することでしょうか。相手とのコミュニケーションをとり、いい関係を作りたいなら、正論はさておき、しなやかに受け流せるようにしたほうがでしょう。
■「自分に興味がある人のことを、人は嫌いになれない」
→2回目以降に会ったときに有効です。前回相手に教えてもらったことを実践し、その結果を伝えましょう。そのためには雑談記録が必要になります。いつ、だれと、何を話したのか記録しましょう。次回会う時にはそれを踏まえて会話を実践します。そうすることで、たとえ相手がその話を忘れていたとしても、好意的に受け取ってくれるはずです。そうすれば次からはあなたは覚えられるはずです。
■「ポイントは3つあります。と予告する」
→これは、会議でも活用できるテクニックです。あらかじめ話す内容を絞ることで、相手が聞いてくれやすくなります。だって、いつ終わるかわからない長い話を聞いていても何も残らないでしょう?
また、ポイントを絞ることで、自分の話がコンパクトになる効果もあります。余計なことを話さなくなるからです。
加えて、人の話を記憶できるのは17秒が限度だそうです。長くても17秒、できれば10秒で先にポイントを伝えることで、相手の理解度が上がります。
1.日常からネタを集め、相手の役に立つネタを選択する。
2.「なぜですか?」はNG、相手に負担のかかることは行わない
3.2秒で印象が決まる。いつでも清潔に整えて
4.うかつでした!を活用する。相手と争わない
5.前回の話しを記録しておき、教わったことを実践し伝える
6.話す前にポイントを伝えることで、相手の理解度が高まる
記事は以上です。ご来訪ありがとうございました。
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