■代表値: 対象のデータ群をひとつで表した数値
□代表値の種類
・平均値: データの総数(合計した数)を、データの個数(n数)で割ってでる数値
(=算術平均、算数で習う一番身近な平均)
平均にも、加重平均や幾何平均など種類がある。
・中央値: データを昇順に並べて、下から順番に数えて真ん中にある数値。
データの個数が偶数の場合は、真ん中の2個を割った数値。
・最頻値: データの中で、一番多くある数値。
▼代表値は、データ群をひとつで表す数値ですが、注意点があります。
①平均値は、極端に大きい数値(または小さい数値)に、引っ張られる
・例えば、年収数億円以上稼ぐ一部の人が、平均値を引き上げてしまいます。
②中央値は、データの山(ピーク)が複数ある場合でも、
真ん中の値が中央値になってしまう。
③最頻値は、同じ数値が少ない場合、代表になりえない値が最頻値になってしまう。
〇データは、代表値だけで判断せず、
散布図やヒストグラムといったグラフで可視化して、形を確認することが大切です。
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