【名言】 アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉_5葉

”アドラー”

「「やる気がなくなった」のではない。「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。「変われない」のではない。「変わらない」という決断を自分でしているだけだ」

著者名:小倉広 書籍名:「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2014年2月27日

やるきがでない、変わりたいけど変われない

そういうとき、どう考えればいいかヒントになる言葉です。

解釈: 例えば、人は叱られたから、腹が立ったから怒るのではありません。人は他人からの刺激に対し「認知」や「意味付け」を行います。過去の経験から「認知」と「意味付け」から、自分の意志で「怒り」を選択し、使用しているだけです。この時の「怒り」は自分で選択した結果なのです。

感想: この思考は、目からうろこでした。「怒り」の感情を持った時、それは仕方がないものだと思っていました。なぜなら、自分で選択した結果だという考え方がなかったからです。確かに、同じ現象が起きても、人によってとらえ方、反応は違います。それは、「認知」や「意味付け」が違うからなのです。

ではどう考える?: ”刺激” → ”認知” → ”選択” → ”反応”
●今からやろうとしていたのに、言われたからやる気がなくなった。
 →よく聞きますね。私も小学生の時にはそのように感じていました。そうではなく、そもそもやる気はないし、言われたから「やる気をなくす選択」を自らしたのです。

●嫌味を言われたり、嫌なことをされたとき、怒りを選択しているのは自分
 →他人の行動はコントロールできないので気にしない。認知は自分の心の持ちよう。そして、感情を選択するのは自分。反応も感情を表に出すか出さないかは自分。まずは、認知の段階で自分の感情と行動をコントロールしましょう。

●あるアニメのキャラで「何もしていないんじゃない、何もしないことをしているんだ」
 →この言葉を思い出しました。初めて聞いたときはただの言い訳に聞こえました。しかし、受動的に何もしないことと、能動的に何もしないことは、全く違うのです。そして、何もしないときは新しい何かを創造することができる大事な時間になります。

まとめ
  • なにをやるかも、変わるかも、すべて自分で決めることができる
  • 他人からなにかされても、どういう反応をするかは自分で決めることができる

記事は以上です。ご来訪ありがとうございました。

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