”健全な人は、相手を変えようとせず自分が変わる。不健全な人は、相手を操作し変えようとする。”
著者名:小倉広 書籍名:「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2014年2月27日

トラブルが発生したら、自分は悪くない。
自分以外の誰かのせいにしてしまいませんか?

誰が悪いとか気にならなくなる言葉です!
■自分は悪くない、自分は被害者だ、相手がすべて悪い。と考えたくなる気持ちはとてもわかります。しかし、相手の悪いところを指摘したところで、相手が受け入れなければ意味がありません。
ではどう考える?
●相手には変化を望まず、自分の行動で何が悪かったのかを考える?
トラブルが発生したその時、自分ができたことは何なのか、それを実行して事態は好転したのか。
自問自答しフィードバック(反省し改善)しましょう。
●他人を変えるエネルギーは膨大?
自分自身でも、なにか行動を起こすには大きなエネルギーが必要になります。
例えば、英語の勉強をしよう、ダイエットのためジョギングをしよう、早めに出勤してデスクの掃除をしよう、としても実行するのはかなり大変ですよね。
それは、人間の脳は「現状維持バイアス」が働くためです。脳は変化を嫌います。
生命活動に関係のないことはなるべくしたくないので、「めんどくさい」と思うようにできているのです。
他人となれば、なおさら。
変化を起こすには膨大なエネルギーを必要とします。
その人を変えることに、そこまでエネルギーをかける価値はありますか?
私は、家族だけにはそのエネルギーを使う価値があると思っています。

【まとめ】
1.「誰が」ではなく、「何が」悪かったのかを考え、自分でできることに集中しよう
2.他人を変えるより、自分の未来を変えるためにエネルギーを使おう
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